KATO Nゲージ・HOゲージ 鉄道模型 総合カタログ 2010
この時期といえば鉄道模型界ではカタログの季節です。
最近はリリースされる編成が多いのでカタログが追いついていないという話ですが、主婦層向けに作った感ありありの内容で始まります。ちょっとショッキングだったのが、機関車が三番目の項目になっていたこと。そんな時代なんかなぁ。確か最初を飾っていたと思ったんだけど。
二年前のカタログを買った時には偉く薄くなったもんだなぁという感じでしたが、今回は若干多め。Nゲージアーカイブスの2007-2009年版もついております。
そんなことよりも何と言ってもメーンとしているのは富山ライトレールとユニトラム。KATOの走りの良さに、お手軽に路面電車のモジュールを組めるという要素を加えた「攻勢」をご覧いただけるでしょう。あれ?トミックスでもそれは出しているんじゃないの?と思われる様ですが、それの場合は「線路にかぶせる」タイプのもの。後でもジュールも出すらしいそうですが。しかもKATOのものは初めから動力込みで、それがモジュールとセットになっています。
最近某雑誌内ではトミックスの金権政治に押されているKATOですが、本物はそんなことにびくともしないことをライトレールのセットでも実感できるんじゃないでしょうか。
そうそう、最近トミックスの機関車がよくなったって言う話を耳にしますが、どうもそれはフライホイールがついたからKATOと似たような走りが出来るようになっただけで、何にしても「後追い」の体制は一行に変わりません。KATOからトミックスへのヘッドハンティングが多発しているとか。フライホイールのついたトミックスの機関車も案外悪くはないんですがね。