某所にて「のまネコ」として再錬成されたモナーだが、あるところでその証拠というのかあのフラッシュ作品を作成した本人が証言したVTRをみた。
「ある日レコード会社から電話がかかってきて、勝手に音楽を使ったので怒られるのかと思ったが、プロモーションに使いたい」とあった。
これだけで察するにどう考えてもあのレコード会社が頼んで作ってくださいと言う風には感じる事は出来ない。
それとこの時点ではまだ「のまネコ」ではなくフラッシュ作品に使うのにウケがよくアニメーションにしてもいい感じに仕上がる事が期待できるキャラにモナーを使ったとも考えられ、某掲示板のモナーはアスキーアートが故に輪郭がつながっていないが、それをつないだ事でちょっと変わったモナーになったモノと思われる。
つまり、「誰かがネタに作った物をレコード会社がスカウトしただけ」と言う事が成立する。
ところがその作品に出演したのがモナーだったためにこの騒ぎになった。
各地で今祭りが起こっているこの騒ぎ、要約するとこんな感じになる。
なぜこんな騒ぎになったのか。アスキーアートで作られたキャラクターは「公共物」と言う考えがあったからである。己の感情表現のためとかに誰が使ってもいい。でもそれで独占的に商売はするなと言う物だ。商標登録するなという事である。それをした場合法的には「誰かの持ち物」になるため、それ以外の人たちは使えば違反になる。
「公共物」が独占されてしまったという事になる。
掲示板の空気が読めない奴はある意味排他対象ではあるが、その書き込みを金を取らないからと言って無断でコピーペーストして商売にするような輩は討伐に値する敵である。
あのレコード会社の著作権の考え方が分からない。
まさにあの巨大掲示板の住民は「電車男」の二の舞を食らったのではなかろうか。