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いやいや、それはね、おれもね、おもっとったたわけですよそれはね。

1990年代進むべき路線を見失っていた某オーディオメーカーがとうとう「デジタルオーディオ」の分野に進出した。

そのメーカーの名はケンウッド
ある時期にさしかかるまではピュアオーディオの世界で名をはせていたが、そのある時期にさしかかるとオーディオファンに見向きされない製品作りばかりをしていた。
しかしながら、ハイコンポのアンプでは密かに実力を見せ始めたが、
「いまいち単品だけでは買いにくそうに見えるアンプ(小生談)」でしかなかった。

そのケンウッドがデジタルオーディオてある。
言ってみればあいぽっとならぬipodがシェアを収めているような状態にありながら、そこに進出してきたのだ。ともすれば何かの覚悟が必要とも思われる。
有名なオーディオメーカーは(MD馬鹿のソニーをのぞく)ほぼ携帯デジタルオーディオプレーヤーの分野に手をつけなかった。
せいぜいmp3形式で収録されたCDを再生できるプレーヤー止まりだった。

ここから先は雑誌の立ち読みの受け売りになってしまうが、やはりオーディオメーカーが作るものは違う。
その雑誌では「音が出る」と「音楽が鳴る」と言う言葉を使ってケンウッドを絶賛していた。
「音が出る」は、字のごとくであるが、パソコン系メーカーがオーディオに対して何らかの情熱を育んできただろうか。
しかしケンウッドにはそれがある。昔はトリオという名で6万ぐらいのアンプで左右別々の電源で動かしていたものがあった。パソコンメーカーにそのような技術の蓄えがあるかどうかを考えてほしい。小生には分かる。
デジタルオーディオと言えば、二言目にはやれ著作権だ違法コピーだのなんだの。こんな事の格闘に終始するようではデジタルオーディオの未来は知れてる。
圧縮率なんかくそ食らえ。バイト数とかを気にするようでは真のオーディオとしてのジャンルにはいれっこない。
某リンドウズの社長はそのデジタルオーディオの先駆者でmp3形式が完成してその音源を聞いたときに「案外いい音」だった事に驚いたそうである。mp3形式には著作権という考えがない。それは普通のCDでもそうであるが、mp3形式はパソコンに収めてしまえば場所をとる事はないし、チェンジャーを買うという究極の手間を強いられる事がない。


つまり、便利なのである。



今は利便性が先行している。しかしそろそろ「音が出るだけ」をやめて「音楽がちゃんとなっている」デジタルオーディオプレーヤーが必要ではないのか。
とにかくまだ選択肢がない。それは製品云々ではない。
「利便性をとるか音質をとるか」と言う選択肢である。
音質をとるという人は必ずいる。音質をとる人は高くても買う。
それはCDでも借りるより買った方が音質の影響が少ないはずであるからそうするという人がいるように、
「音質をとりたいからこの36万円のデジタルオーディオプレーヤーを買う」と言う人はきっといる。
または
「このプレーヤーのDAコンバーターがいいのでそれにする」という人もきっといる。
パソコンからDAコンバーターに流してアンプに送ったりとか、デジタルアンプを…と考えている人もいるかも知れないが、MDでもフルデッキコンポがでたようにmp3形式でもその選択肢がほしいという所だ。

今後のケンウッドの「音楽が鳴る」利便性の高い製品のリリースを期待する。
by youkeiexc | 2005-03-25 20:34 | ぶっちゃけ→他事騒音 | Trackback(2) | Comments(0)
Tracked from 日本一わかりやすいビジネ.. at 2006-02-27 09:59
タイトル : 『いい音が聴きたい』(石原 俊)
『いい音が聴きたい』(石原 俊) 岩波書店、735円 オススメ度:★★★☆☆ 「音楽を聴くのにおおげさなオーディオ装置はいらない。ウォークマンでも、ラジカセやミニコンポでも、いい音が聴ける」というコピー(からの印象)に惹かれて手に取りました。 「実用以上マニ..... more
Tracked from 日本一わかりやすいビジネ.. at 2006-02-27 10:00
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