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シルエットカメオ

以前の記事でお伝えしたシルエットカメオでの車体づくりですが、
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幾多の困難を乗り越えて…と言うよりは数十回の試作などを経て、予定していた両数4両の組み上げまでを終わらせました。
紙のクセがちょっときつかったのかしっかり曲げこんでも内側が若干膨らんだり、丸みのある裾を後で溶きパテで表現するために付けた段差の付け方の若干の誤差により妻板の接合時に「あれれ?」と言う些細な不具合はあったりするもののぱっと見では問題なしと判断しました。

シルエットカメオの説明書は結構不親切で粘着剤の塗ってあるカッティングマットの使い方が全くわからずじまい。光沢もない「普通のコピー用紙」的なものには使わないのが…いいと言いたいところですが、それをやるとカッティング時の振動で大変なことになります。苦肉の策的なのもで…
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カッティングマットの裏にマスキングテープで仮止めをしてカッティングをすることにしました。これならひっつくこともないし、カッティングの時の振動で切りくずなんかが飛び跳ねて上手くカッティングできないこともありません。
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電源を入れてすぐに出てくる画面です。あえて「ダイシナシ」を選んでいますが、多分「ダイシアリ」はカッティングマット使用時のことなんでしょう。
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今回は「ケント紙相当の自家製秘密の素材」で車体を作っていきます。
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数分の「作業」の後このように仕上がりました。カット速度は一番遅い「1」カット圧は「15」です。周りはミシン目でカッティングするようにして後は手作業。窓のくり抜きがないだけでも車両製作のスピードって物凄く早くなるんですね。ただ「紙の目」の事を考えてやらないと「曲げ加工」と「妻板接合」が上手く行きません。
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試作は10作で、後に作った4両が出来が良いので採用する運びになりました。
カッティングマシンのいいところのひとつは幅の狭いもののカットです。いつものプリンター+ボール紙貼り付けのを使ったものではこうはいきません。それに二枚以上を組合せて車体を作るとドアあたりなどがきれいなディテールで仕上がりますね。今度は四扉車を作ってみようかなぁー

by youkeiexc | 2014-03-21 12:42 | とれいんスピリッツ | Trackback | Comments(0)
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